こんな時だけど渾身の力作(だったもの)を見て欲しい話
※今回は素人の自己満足のお話です。
ご理解の程よろしくお願いします。
どうもこんばんは。
外出自粛やら緊急事態宣言やらで皆様大変だと思います。
こんな時に何の話だよ、と思われる事かと思いますが、とある話をさせて下さい。
私事ですが、昨年11月からMTGというカードゲームを趣味の一つとして始めました。
いい年になって無事に沼に沈められ、あれよあれよという間にデッキを丸々注文したり、強いカードを叩きつけたりするおじさんになっていました。
そんな折、
「皆使ってるデッキじゃなくてあまり使われていないデッキを使って勝ちたい」
と思い立ち某カードショップの皆様や友人とあーだこーだ言い合い、フリプをし、
オンライン対戦でも試行錯誤しながら遂に完成しました。
ただ、もう日の目を見る事はありません。
昨今のコロナウィルスの影響で対面では殆ど遊べなくなり、さらに新しいセットであるイコリアが出る事は皆様ご存じの事でしょう。
と、いうわけなのでまた試作と改良の日々が待っています。
そもそもこのデッキを握っているか分かりません。
さらに言うならMTGで遊べているのかも分かりません。
でも、頭をこねくり回しカード1枚選ぶのに自分なりに時間をかけたものが日の目を見ないのは残念だなあと思ってしまったので晒してみます。
と、書きましたが外出自粛とコロナコロナで疲れてしまったので趣味全開かつしょうもない話をしたいだけです。
どうぞ最後までお付き合いください。
組んだデッキはこちら↓
はい。見て分かる通り組んだのは「セレズニアエンチャントレス」です。
環境初期にちょっとだけ話題になったものの、殆ど環境に出る事はなくランプやらサクリファイスやらの陰に隠れてしまったデッキです。
とはいえそんなパワーカード満載の環境デッキを殴り潰す為に組んである為、それらとも互角以上の戦いが出来ると自負しています。引きと手順次第ではちゃんと倒せると自負しています。多分、、、。
では、勝ち筋の紹介と工夫した箇所を書いていきます。
①基本戦略
・早期にセデッサの勇者を出しエンチャントを張り付けながら対処不能なスタッツまで育てて殴り勝つ。
・楽園のドルイドに歩哨の目をつけて疑似呪禁クリーチャーにしながら殴り勝つ。
主にこの二つです。
殴るしか言ってませんがそれしかしません。脳筋です。力こそパワーです。
ランプやらかまどやらブリンクやらフラッシュやら頭を使う動きは殆どしません。
エンチャントの枚数だけ数えられたら大丈夫です。
でかくして殴れば勝てます。
ちゃんとやれば4ターン目には11/10呪禁警戒トランプルとかが爆誕します。
ぶん回るとその隣ではセデッサの勇者が4/6とかになってアップを始めています。
ウーロでランプしたり悠長に思考消去を打っている相手に爽やかな笑顔でグッドゲームと言ってあげましょう。
嘘です。最後の一点までライフを削りきってから言って下さい。違うそうじゃない。
というわけで、赤単も震え上がるレベルの脳筋ぶりを見せてくれます。
宝剣をつけたアナックスを上から殴り倒すぐらいには大きくなります。
脳汁垂れ流せること請け合いです。
お酒飲むより気持ちいいこともよくあります。
宝剣をつけたはいいけれどスタッツ12/12反魂を突破出来ずにそのままコンシード
なんてこともありました。画面越しに叫んでしまった自分をその時は許しました。
本当にごめんなさい。反省はしていません。だからそうじゃない、、、。
と、茶番はここまでにして工夫した点を書いていきます。皆見てくれ。
①「探索する獣」と「石とぐろの海蛇」の採用
この二枚に関しては対スゥルタイランプ対策として投入しています。
獣はニッサ、タミヨウに対して圧をかけつつ最悪エンチャントを張り付けて殴り始めます。単純に4/4速攻接死警戒は強い。セデッサ式訓練でトランプルついた日には悪夢です。ダメ押しの一手としても優秀です。腐る場面がない。強い。力こそパワー。
石とぐろの海蛇は「戦争の犠牲」や「轟音のクラリオン」を避けながら到達トランプルを持つスタッツ可変クリーチャーとして前々から注目を浴びていました。
このデッキにおいては1、2マナ域でのクリーチャーとしても唱えられつつ終盤のマナフラにも対応できます。ウーロの6点クロックにも耐えれます。混成体は1回は耐えます。あれの理屈が分からないので教えて欲しいです、トランプルついてるとダメージは通ってるという解釈になるのかな、、、
②土地配分~スクライランドの枚数について~
このデッキに限らず土地の枚数に関しては皆様試行錯誤されていることかと思います。
このデッキでは土地は22枚(平地7、森7、ショック4、スクライ2、小道2)
となっています。
このデッキは
「クリーチャーは緑主体だけどエンチャントは白主体」
「1マナ域の動きがアルセイドかスクライしかない」(ケイラメトラもあるけど)
という問題を抱えています。
なので、
「1,2マナでは緑が欲しくて、3マナ目からは白が欲しい」
「でもドローの質は上げたいし、アルセイドがない時の動きも欲しい」
ということでこの配分になりました。小道で初手に欲しい色を出せば後はどうにかなります。墓地も肥えるので「歩哨の目」のコストにもなってくれます。
因みに、「成長の季節」と「セデッサの勇者」が貼れる事が前提なので事故は普通におきます。
2マナしかないけど「楽園のドルイド」で無理やりにマナを伸ばしながら展開していくこともよくあります。
③「戦茨の恩恵」をサイドインしている理由
体感ですが、基本赤単以外に利きが悪い。
この構成はスゥルタイやバント、ティムールにも食い下がりたいなという構成になっています。「ケイラメトラの恩恵」で全体除去に耐性を持たせたり「探索する獣」でPWに圧をかけたり。そうなるとエンチャントも基本的なものの枠しか取れませんでした。
なのでこのデッキは赤単を初戦は落とす前提で組んでいます。アルセイドにエンチャントをつけれれば勝てますが大体気づいた頃には終わります。環境次第でサイド、メイン共に調整しながらになるとは思います。
④「星原の神秘家」の採用理由
・「成長の季節」を1マナで打てる
・「飛行」があまり意味を成さない
この二つです。
競合相手の卓絶した特使は「オーラ」しか軽減してくれず、現環境だと踏みつけショックなどの除去が豊富で、最悪混成体に止められます。借り手もダメです。
そうなると一点でもクロックを刻みたい。かつ他のクリーチャーにエンチャントを張りつつ自身がそのクリーチャーが破壊された時に疑似除去耐性のような役割を果たしてくれるこちらが今は良いのではと考えた為、こちらを採用しています。後はアルセイドが墓地に行っても起動します。それも評価点です。
とまあこんな感じですかね。
素人語りにはなってしまいましたが、このデッキを使うようになってから
「セレズニアの人」という見方を少しされるようになり、認知度も少し上がった(気がする)ので個人的には良かったなあと思っています。
後はアゾコンとかと違って考える事が少ないので扱いやすいです。
使っていて圧倒的に楽しい、そこまでコストをかけずに遊べる、大半のカードはしばらくスタン落ちしない。
使う色々と理由はありますが、
こんな世の中なので皆さんが脳汁を垂れ流して楽しい!気持ちいい!と思える手助けが出来れば自分は大満足です。
いつ外出出来るようになり気軽に趣味を楽しめるようになるかは分かりませんが、
どこかで見かけた際は対戦よろしくお願いします。
最後に、
デッキ構築に当たって一緒に考えて下さった全ての皆様への感謝と
早く紙をしばけるようになることを願って終わります。
イコリア楽しみだなあ、、、(買えないけど)